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先日ついに待ちに待った『Tangled(塔の上のラプンツェル)』を観賞してきました。

1450.jpg

コンセプト,アニメーション,シェーディング,そして S3D 効果と、
大満足の内容でした。

ファンタジーの世界に引き込まれるような色使いでありながら
肝心なところはかなり迫力もあり、
個人的には今まで見たフル 3DCG アニメーションの中でも
一二を争うほどの大好きな作品になると思います。

深くは触れませんが、もちろんストーリーもさすがのディズニー。
期待を裏切りませんでした。


リアルでありながら程よくデフォルメされた
シェーディングやアニメーションの数々もさることながら

何より驚いたのが、S3D 効果です。
一般的には、観客の眼の疲労やストーリーからの散漫を懸念,
また、フレームアウトしないようにすることや箱庭効果の回避など
画づくりが限られるということなどの点から
長編の映画ではあまり負視差を強めない(飛び出させない)ことが多いです。

今まで幾つも観た S3D 映画の中でも一つのオブジェクトを長々と
飛び出させていたのは『Alice in Wonderland』に登場するチェシャ猫くらいでしょうか。

もちろんこの映画も例外ではないと思って臨んでいたのですが
見事にこの予想を裏切ってくれました。

作中のほんの数秒ですが素晴らしい『飛び出し』効果を見ることができました。

私が知る限りの S3D で飛び出しを実現させられるための条件の殆どを満たしていた上に
それが本当に巧みに組み込まれていて、
眼がつらくならないように綺麗に飛び出していました。
しかも全体的なストーリーの観点でみても絶妙なシーン。

私は視差量を確認するためにメガネの通信部を意図的に閉ざして
瞬時的に敢えて S3D 効果をなくしてみたりしていたのですが
一緒に観ていた CG に関して素人である友人も
「前の席のあたりまで飛び出て見えた」,「眼はつらくならなかった」と言っていて
驚いていたようです。

一応 S3D を専門として働く私にとって
この映画の中のこの数秒は本当に勉強になりました。

先日お伝えしたように漫画『One Piece』の 映画が S3D 効果的にすごいかな、と踏んでいましたが

映画館に足を運ぶなら再度 Tangled を観ようかなとも少し迷ってます。



(Tangled の素晴らしいコンセプトアートのリンクはこちら。)
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HN らい

都内某社テクニカルディレクター
都内某専門学校講師
都内某企業講師
元中国某社S3Dスーパーバイザー
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