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お待たせしました大好評の MEL 講座。

今回は数の演算と文字列の連結についてご紹介します。

四則演算については他の一般的な言語と仕組みは変わりません。
四則演算は以下の記号を使います。

0622_1.png

$intNum = 2 * 3;

これが基本形。
2と3を掛け算した結果『6』を変数に代入しています。

$intNum = $intNum + 5;

変数の中身の値に5を足した結果を代入。
『=』は等号ではなく『代入』でしたね。
変数は元々値が格納されている上に代入すれば中身は上書きされます。

$intNum += 5;

これは上のコードと全く同じ意味です。
元々の値に何か演算をして再び代入する場合はこのような形にする事もできます。
以下の図を参考にしてください。

0622_2.png

$intNum++;

これは $intNum += 1; と同じ意味です。
変数の中身を『1』足す時と引く時だけ使用できます。

0622_3.png

また、Mel には様々な数学の関数が元々用意されており、
それを使用する事で更に複雑な演算をする事ができます。

$floatNum = sind(30.0);

使用法はこのように関数名の後の括弧内に数を入れるだけです。
この他にも少し変わった書き方があるのですが、
丁度それは次回の記事の内容になりますのでここでは省略します。


次に文字列の連結についてご紹介します。
文字列は『+』記号を使用して連結する(つなげる)事ができます。
サンプルコードを見てみましょう。

{
string $site = "Graberry";
string $blogName = $site+"Blog";
print $blogName;
}

これで変数 $blogName には『GraberryBlog 』という文字列が代入されます。
実行してみると確かに出力されますね。

演算・連結ともに、
コマンドの引数などに使用する場合は以下のように括弧で括ります。

{
float $num = 2.0;
float $pi = 3.1416;
string $obj = "graberry";
setAttr ($obj + ".rotateX") ($num * $pi);
}


参考:
 Autodesk Maya オンラインヘルプ : エクスプレッション、演算子および文
 Autodesk Maya オンラインヘルプ : 便利な関数
 Autodesk Maya オンラインヘルプ : 演算子の優先順位
 Autodesk Maya オンラインヘルプ : 文字列
 Autodesk Maya オンラインヘルプ : setAttr コマンド

演習:
 半径を表す float 型の変数 $rad に値 4.0 を代入し、
 それが基となる円の面積と円周の長さを計算して
 以下の様な出力結果になるプログラムを書いてください。

 0622_4.png

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HN らい

都内某社テクニカルディレクター
都内某専門学校講師
都内某企業講師
元中国某社S3Dスーパーバイザー
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