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SOP作例の一例
数ヶ月ほど前から SOP のシンプルな作例集のようなものを作っています。

それを使って、会社に入ってきた後輩には完成したジオメトリファイルのみを見せて
同じものを作るようにとだけ伝えて自分でアプローチを考えて作らせることで
SOP の感覚を鍛えさせたりもしています。

例として、その中の1つをご紹介しようと思います。
粘着式クリーナー(通称"コロコロ")のように次々と貼り付いていく表現です。

korokoro.gif

「自分もトライしてみたい!」という方は
是非まず同じ物を制作してみてから下記をお読みください。

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それでは答え合わせ。

ネットワークはこのようなかんじで至ってシンプルです。

img_2016122401.png

そして Solver SOP の中の Wrangle にこんなものが書いてあります。

img_2016122402.png

xyzdist() 関数で最も近い Primitive の番号、パラメトリック UV、そこまでの距離を取得でき、
それらの情報から primuv() 関数でアトリビュート値(ここでは"P")を取得できるため
これを利用して、距離が非常に近ければ貼り付くということを実現しています。

条件分岐も含めて1つのコード内に全て書いてしまえるので個人的にはやはり Wrangle が楽なのですが
Ray SOP を使って最も近い Primitive の情報を取得して
Attribute Interpolate SOP を使って吸着させても同様のことができると思います。

SOP ではグローバルの原点付近で物を形成していって
最後に目的の箇所に吸着させるということが非常によくあるので
このようなアプローチを知っておくと制作の幅が広がると思います。

hip ファイルのダウンロードはこちらからどうぞ。


こんな作例が100個溜まったら本や動画など何かしらの形式にして公表したいと思っていたのですが
30個ほど作ったところで早速ネタ切れしてしまっているので
ほぼ永遠に叶わないかもしれません…。

もしも「私も50個作ったからこれで一緒に本出しましょう」といったご意見や
「私はこんな面白い問題作ったから解いてみやがれ!」なんてご意見があれば
是非ご連絡お待ちしています。

この記事は『Houdini Advent Calender 2016』で使用していただきました。
魔法の蒸留水さんをはじめ他の著者の方々、
勉強させていただき有難うございました。お疲れ様でした。

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HN らい

都内某社テクニカルディレクター
都内某専門学校講師
都内某企業講師
元中国某社S3Dスーパーバイザー
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