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Maya の環境変数についてまとめておこうと思います。

そもそも環境変数とは何かと言うと、
簡潔に言えばOS(Windows)が使用している変数の事です。

ためしにコマンドプロンプトを起動して
『echo %TIME%』と入力して Enter キーを押してみてください。
現在時刻が表示された事と思います。
つまり Windows が『TIME』という変数に時刻という値を常に格納しているのです。

これと同様に Maya も環境変数を使用しているんですね。

どんな環境変数があるのかはオンラインヘルプ
割と分かり易く載っているのですが、使用頻度の非常に高い代表的なものだけ
以下にまとめておきます。

MAYA_APP_DIR
 アプリケーションディレクトリ。
 『prefs』 や『projects』等がある例のディレクトリ。
 デフォルトは
 <ドライブ名>:\Documents and Settings\<ユーザ名>\My Documents\maya

MAYA_LOCATION
 Maya がインストールされているディレクトリ。
 デフォルトはインストール時の設定に依存。

MAYA_SCRIPT_PATH
 Mel スクリプトが読み込まれるディレクトリ。
 デフォルトでは
 %MAYA_APP_DIR%\scripts,
 %MAYA_APP_DIR%\prefs\scripts,
 %MAYA_LOCATION%\scripts など複数の所にある。

MAYA_PLUG_IN_PATH
 プラグインが読み込まれるディレクトリ。
 MAYA_SCRIPT_PATH 同様、複数の所にある。

TEMP,TMPDIR
 一時ファイルが保管されるディレクトリ。
 デフォルトは OS の一時ファイル保管ディレクトリと同一。

MAYA_UI_LANGUAGE
 これに限ってはファイルパス系の環境変数ではないのですが
 とても大事なものなので一応。
 これにより Maya の UI の言語を日本語か英語か選ぶ事ができます。
 値を『 en_US 』にすれば英語、『 ja_JP 』にすれば日本語です。
 一般的な環境変数同様、
 マイコンピュータのプロパティ > 詳細設定 > 環境変数 から設定できます。


以前の記事にも少し書きましたが、
MAYA_APP_DIR 以外はこのディレクトリに『Maya.env』というファイルを作成し
その中に記述する事で変数の値を変更する事ができます。

また、putenv コマンドを使用すれば Maya が終了するまでの
一時的に値を変更する事もできます。


コマンドプロンプトやバッチファイルなどでこの変数の中身を見るときは
OS のルールに則り『%(パーセント)』記号で囲み。

Mel 上で変数の中身を見るときは getenv コマンドを使います。
この際、パスが複数あっても string 型(配列ではない)が返され、
パス同士の間は『;(セミコロン)』で区切られているので
配列変数に格納したい時は『;』を第二引数として tokenize する必要があります。


いつどのように役に立つかは定かではありませんが、
どんな環境でも同様の結果が得られるツールを作成するためにも
これらの代表的な環境変数くらいは覚えておいて損は無さそうです。
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HN らい

都内某社テクニカルディレクター
都内某専門学校講師
都内某企業講師
元中国某社S3Dスーパーバイザー
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